ろくでもない日々

ろくでもない日々を書き綴る

去年のおさらいからのインクまみれ男

この記事は期限設けないと書けない人のための Advent Calendar 2022 19日目の記事です。 

どうも。69 de 74って書いてロクデナシって読ませる人です。
去年に引き続き青カビとかいう人がまたもAdvent Calendarを企画したので、
再度書かせて戴く運びとなりました。


~~~~~~~~~~~~~~~~目次~~~~~~~~~~~~~~~~

・お前誰

DTMしたりお絵描きしたりゲームするだけのオタクでしたが、
ここ数か月をスプラトゥーン3というゲームに支配されています。
9/13→12/13でプレイ時間が465時間を突破してしまいました。助けて。


一応クリエイターの端くれでもあるので、
各種リンクからこんな作品を作りますよ的なのを見て頂けると幸いです。
HP
音雲
Youtube

・去年のおさらい

JUST DO IT - ろくでもない日々
に来年の抱負として書かれた内容ですが、

・397BPMでアトランタ曲を作る←やった

今年まともに本腰を入れて制作した作品です。
曲と譜面とジャケットのイラストに加えSINGLE PLAY譜面は全部お手製です。
大分力入れたので宣伝させて下さい!!!!!(クソ)
制作後記はこちら から。



・家計簿←レシートを毎回確認しているので続いている
・ダイエットや筋トレ←労働のストレスが原因で過食、断念
ニューダンガンロンパV3←同様 他にも積みゲーしがち
・異常鍵盤遊戯/お絵描きの地力UP←567罹患により断念

567に罹患した件は別記事に書いてあるのでお時間があれば是非。

~~~~~~~~~~~~~~~~本編~~~~~~~~~~~~~~~~

・無限の行動力がまた人生を狂わせた

突然だが、貴方はゲームをやっていて「やめたくなった」ことがあるだろうか。
いや、ゲーマーだったら必ず一度は存在するはずだ。
対人ゲームにはつきものだが、チーム戦なら味方運が悪かった
個人戦でも攻めた結果裏目に出てとんでもない負け方を繰り返した、etc...
ある程度までは上手くなろう、楽しもう、と思っても、
中々自分の思うように動けないと苦しく感じることが多々あるはずだ。
ではそんなときに、ふとDiscordの通話の画面共有などで、
楽しそうに別のゲームをプレイしている様子を見せられたらどう感じるだろうか。
答えはもう明白だろう。面白そう!自分もやってみたい!と思うはずだ。(自分はそうなった)

結論から言ってしまうと、自分はこれまで買わなかったNintendo Switchならびに、
発売から数日経ったSplatoon3という化け物コンテンツに手を出してしまい、
今に至るまでドハマリしてしまったのである。なんてことだ………………

本筋から脱線するが、過去にはWiiスマブラXのオンライン対戦を潜ったり、
ワリオランドの新作を待ちわびるなどの人生を過ごしていたが、
Wi-fiコネクションのサービスは2014年前半に終了し、
現在進行形でワリオランドの新作は出ず、
BMSDTMの他、テトリスやマイクラなどのPC上で完結する趣味にハマった結果、
据え置き機ゲームから約10年弱離れることとなった。

しかし、その沈黙を破った怪物コンテンツこそがSplatoon3であった。
去年の記事で軽く言及したが、Vの者を通してではあるものの、
Splatoonというゲームの面白さはほんのりと理解しており、
普段3Dゲームをやらないような友人が楽しそうにプレイしている様を見て、
「ああ、このゲームなら自分でも楽しめそうだろうか」と思い、
ある休日の一日に家電量販店に開店凸をしてSwitch本体をポンと購入し、
後日キャプチャーボードやSDカードもポチってPC上でプレイする環境を整えた。
ちなみにSwitch Onlineは青カビって人がファミリーに突っ込んでくれたので、
自分で投資せずともオンラインの恩恵を受けられています。お前…神か?

・怪物コンテンツたる理由

これまではSplatoon3に手を出した経緯を話してきたが、
このゲームが中々どうしてハマってしまうのかを話していきたいと思う。
ざっくりと4つあって、
①直感的で分かりやすい
②逆転の目が存在する(しやすい)
③多種多様なゲームモード
④長く遊べるゲームデザイン
といったところだろうか。

①「直感的で分かりやすい」について。

チュートリアルと1人用モードである「ヒーローモード」を除けば、
まず真っ先にプレイするであろうモードは「ナワバリバトル」だろう。
ルールは至って簡単で、4vs4のチームに分かれて、
相手チームよりも多く地面を塗った方が勝ちである。
(壁はポイントとしては加算されないので注意)

とにかく相手側よりも多く塗ればいい!という目的があるのと、
基本的にマップのエリア区分がざっくり自陣側・高台・中央・左右と分かれているので、
かなり入り組んだ探索はせずに済むようになっている。

そして行動中に敵と邂逅することで駆け引きが始まり、
ゲームとしての面白さを楽しめる様なシステムとなっており、
たとえ倒されたとしても10秒以内には復活でき、
1試合も3分と短いためゲームスピード/1サイクル的な概念が早く
メンタル的な切り替えもしやすいのが良い点だと思われる。

後述するガチルール4種についても、圧倒的な大敗を喫したときは
「ノックアウト」といって試合が即終了するケースもあるため、
負け続けたうえで過剰にボコボコにされる心配も少ない。


②「逆転の目が存在する(しやすい)」について。

このゲームには「スペシャルウェポン」といった概念が存在しており、
所謂他ゲームにおけるウルトと呼ばれる強ムーブのことである。

地面を塗ることでスペシャルゲージが溜まっていき、
チャージが完了すると任意のタイミングで発動することが出来る。
多くの場合はメインウェポン・サブウェポンよりも抜群に効果をもたらすものが多く、
それが切っ掛けで試合の戦局が左右され、果てには試合が決まってしまうこともある。

また、発動した瞬間にインクゲージが即全回復するのも強みで、
このゲームは生きてさえいればインクを回復して塗ることが可能で、
「絶対にあきらめない!戦場の鉄則!」とゲーム内のセリフでも言われている通り、
ナワバリバトルでは3分、ガチルールでは5分が経過するまでは戦うことが可能なので、
可能な限り生存して塗ることで勝利に貢献することが出来るのも魅力の1つだ。


③「多種多様なゲームモード」について。

上述のナワバリバトルだけでなく、レーティングを賭ける「バンカラマッチ」「Xマッチ」では、
4つの「ガチルール」を採用しており、それぞれ

・指定されたエリアを自チームのインクで塗り潰し、キープするガチエリア
・固定のルートを進むヤグラに乗り続けてゴールへ届けるガチヤグラ
・中央にあるガチホコを敵陣ゴールへ持って行くガチホコバトル」
・マップ上に散らばるアサリを集め敵陣ゴールへ入れる玉入れのような「ガチアサリ」

があり、ナワバリバトルと違い、5分間でより多くのカウントを進める対戦ルールになっている。

カウントが100に達すると試合が即終了し、「ノックアウト勝利」となる。
また、ガチエリアとガチアサリにおいては、
一度有利を取ったものの、相手に有利を突き付けられると、
「ペナルティカウント」が発生し、簡単に勝てなくなるのも特徴だ。
他にも、ガチヤグラ以外は相手チームのカウントが進んでいる間は、
劣勢チーム側のスペシャルゲージが自動で少しずつ溜まっていくため、
これらが理由で②「逆転の目が存在する(しやすい)」ことにも繋がる
故に、たとえ相手にカウントリードをされていても、
最後の最後まで諦めなければ逆転の目は存在するといえる。

特に、劣勢時には各ルールのオブジェクトを確保したまま5分が経過したとしても延長戦が発生するため、
カウントリードさえ突き付ければその場でカウントリード勝利となり、
最後の最後で逆転勝利を狙うことも不可能ではない。
他ゲームでいえば、Rocket Leagueというサッカーのようなゲームにおける、
「残り0秒でも地面にボールさえ着かなければ試合続行」というシステムに近いか。

他には上述のチュートリアルの延長線上にある1人用モード「ヒーローモード」

4人で協力して押し寄せるシャケを倒して金イクラを納品するco-opモードの「サーモンラン」

息抜きで1人用のカードゲームとして遊べる「ナワバトラー」など、
どれか1つのモードに飽きたとしても別のモードを遊べるような設計になっている。

後述する④「長く遊べるゲームデザイン」にも繋がっているが、
ナワバリバトルで「頑張ったのに逆転されることに納得がいかない!」と思ったら、
ガチルールを採用しているバンカラマッチで遊べばいいし、
対人戦で疲れたらサーモンランやナワバトラーを、
テクニックを磨きたいならヒーローモードを…
といった具合で、自分の好きなように遊ぶことも出来る。

他にも、イカ/タコの見た目や性能を変える要素として「ギア」が存在するが、
アタマ・フク・クツの三ヵ所に対してギアパワーをメイン1つ・サブが最大3つ付与可能で、
計12ヵ所弄る事が出来るので、見た目も性能もカスタマイズし放題で楽しみやすい。
性能だけ追い求めるも良し、見た目にこだわるも良しと、
こちらも同様に長く遊べる要因となっている。


④「長く遊べるゲームデザイン」について。

2022年12月現在、このゲームにはバリエーションを除けば57種類、
サブウェポン/スペシャルウェポンを変えた武器も含めると約68種類の多彩な武器が存在する。

ざっくり塗り・キル・アシストや他の役割を持った武器で区別できるが、
武器カテゴリとしては11種類に分けられ、
その中でも一番多いシューターという基本の武器種だけでも14種類あるので、
シューター類を極めようとするだけでも膨大な時間が掛かると思われる。
(バリエーション武器を含めれば19種類もある)

単に1つの武器を極めるも良し、色々な武器をステージやルールに合わせて持ち換えるなど、
個人の遊びの幅が出やすい点が良い所だ。
また、武器ごとに熟練度というシステムが搭載されており、
最初は★0から始まり、最終的には★5まで増やせるので、
自分がどれだけその武器を使ったかが分かるのも面白い。
後述するが、★4と★5ではバッジという自分のネームプレートをカスタマイズできる機能が存在するので、
マッチング相手に私はこの武器をこれだけ極めました!と自己紹介風に使うことも出来る。

他にも、このゲームはおよそ2時間でステージが変わる「スケジュール」システムを採用している。
これにより、得意なルール・ステージの組み合わせが来たときは積極的に遊び、
苦手な組み合わせであれば他のルールで楽しむ…といった遊び方が可能だ。
また、2時間という程好くキリの良い時間であるため、
長時間フレンドなどとプレイした際にもここで区切ろう!と提案することもできる。
唯一、サーモンランのみ40時間で切り替わるが、
ステージ・武器が切り替わると共にランダムで受け取れる報酬の内容も更新されるため、
色々な武器に触れつつお金やギアパワーの欠片といったものが貰えるのも嬉しい。

このゲームにおいて、お金はとにかく消費されるので金欠になりやすい。
③で上述の通り、イカ/タコの服装を変える「ギア」と呼ばれる服装を買うためにお金
ギアパワーの調整をするため、ギアに着いたパワーをクリーニングするためにお金
ロビーに存在するガチャを引くためにお金、それも万単位で飛ぶことも珍しくない。
故に、イカちゃん/タコちゃん達は日々ナワバリバトルに明け暮れ、
怪しい雰囲気のバイトに身を投じ、せっせこせっせことお金を稼ぐハメになるのである。かわいそう。
そしてお金を稼いだ後は人によっては好みの服装かつ、
自分が戦いやすいギアパワーの構成にするためにカスタマイズを繰り返すこととなる。

他にも、武器の項目で話した「バッジ」システムがあり、
具体的には○○のルールで100勝、1000勝した、
ウデマエがA、S、S+になった、
サーモンランで○○のオオモノを100体、1000体、10000体倒した、
アタマ屋/フク屋/クツ屋でお金を100000ゲソ、1000000ゲソ使ったなど、
他のゲームでいう実績に相当するやり込み要素…なのだが、
たまにとんでもない難易度・非現実的なぐらい達成が難しいものもあるため、
これまた年単位でプレイすることを考えられたシステムである。
特に数が増えれば増えるほどバッジのカラーリングが通常、銅、銀、金などと変化していくので、
金色に輝くバッジを目指してプレイするスタイルも面白いかもしれない。

プレイ自体には全く関係ないが、ロビーには自分だけの「ロッカー」が存在しており、
ランク4ではかなり小さいロッカーで始まるものの、
ランク15、30と到達するにつれて自分のロッカーがどんどん縦に大きくなっていく。
そのロッカーの内面や外面を、ガチャで引いたりザッカ屋で買った、
「シール」や「オキモノ」で飾ることが可能であり、
自分のネームプレート同様にカスタマイズが可能である。

中にはモアイにサングラスを掛けたり、ウルトラマンのような人形をトラップに突っ込んだり
とにかくシュールなものからデザインの凝られたロッカーもあるため、
人とマッチングすること自体も楽しみとなっている。
ちなみに筆者は某5つの鍵盤を模した変なロッカーの中身にしている。

そして何より、スプラトゥーンを象徴するイベントとしては、
1ヶ月~数か月に一度、「フェス」と呼ばれるイベントが存在しており、
たとえば具体的には「グー」「チョキ」「パー」の3つからどの勢力に加担するか、
そして、他の勢力に対していかにナワバリバトルに勝利して貢献度を稼ぐかという、
ナワバリバトルをある種ガチルール化したようなお祭りが開催される。
スプラトゥーン2のファイナルフェスの「混沌」「秩序」の結果が混沌で終わった結果、
3の世界観は「混沌」をメインテーマとしているんだとか。

この時期になると上述のギアパワーが稼ぎやすくなるうえに、
特別なアイテムである「ホラガイ」でガチャを回しやすくなるというメリットが存在し、
フェス終了後にフェスランクを上げたら上げただけ、
自分の所属する派閥を勝たせると更にプラスで「スーパーサザエ」という限定アイテムが貰える。
ギアパワーに関連する作業を一度のガチャ形式で済ませることが出来る為、
大変な時短になる嬉しいアイテムなので、
基本的にプレイする程、勝てば勝つほどお得になるシステムになっている。

総括すると、時間はかかるものの、目標を持って行動しやすいため、
ダレながらプレイすることが少ないといえる。

もちろんこれらはメリットであると同時にデメリットでもあるが、
発売してからまだ半年も経っていないゲームであり、
2年以上のサイクルを考えられて運営されているゲームなので、
いずれお金やギアパワーが余ることを考えると良い塩梅なのかもしれない。
その結果今現在500時間弱プレイしてるんですよね~怖いね~

・おわりに

以上の通り、色々な観点からSplatoon3というゲームにハマった理由を解説しましたが、
そもそもこんなハマってなきゃこんな文章書かないですよね!!!!!はい!!!!!
あとは上で書き忘れたけど、他の任天堂IPにはない独特の世界観であったり、
ロック系統をメインにしたBGMというのも実に特徴的だと思います。
他にも混沌をテーマとしているのか、民族調のスケールを使用した楽曲が多く、
各BGMも個性的で面白いですね。音楽オタク君の早口出ましたね。申し訳!!!!!
個人的にはC-sideの「Triple Dip」と、フェスマッチBGMの「張拳ゴーアヘッド」と、
ヒーローモード最終盤の「疾風怒濤カチコンドル」が好きです。

ちなみに僕はボールドマーカーとかいうイカレトンチキラッパカーリングハンコブンブン武器を最も愛用しています。
もちろん熟練度もMAXの★5です。ついでに広場のイラストもボールドマーカーです。

環境ではシャープマーカーの方が蔓延っていますが、
そんなの関係ねぇ!!!と言わんばかりに使い続けています。
AIM力が無いので立ち回りとキャラコンでゴリ押してる弊害ですね。アクションゲーマーの性だ…

ただ、対人プレイはめっきり減って、やったとしてもお金稼ぎのためにナワバリを少々程度で、
最近はサーモンランの各種ステージででんせつ400の評価を得るために、
報酬が渋くなる4000ポイントを超えてもなおひたすらブラックバイトに勤しんでいます。

12/18現在筆者のプレイ時間は490時間以上になっているそうです。
皆さんもこの記事を読んで興味を持ったら是非とも購入してプレイしてみてください。
お前もボールドマーカー使いにならないか?

また、このゲームを通して、一時期疎遠だったフォロワーともまた遊ぶようになり、
「共通の趣味を共有して楽しむ事」の素晴らしさを改めて実感する事となりました。
これからも楽しく遊んでいきたいですね。

ちなみに私は青カビとかいう人にボールドを持って戦いを挑んだら、
ヒッセンで上からバシャバシャと攻撃され続けて無限に初狩りされて泣きを見ました。
青カビとかいう黒幕系鬼畜生ノベルゲーム限界オタクを許すな!!!!!
それでは。