ろくでもない日々

ろくでもない日々を書き綴る

G2Rの話(楽曲編)

インプレのアレコレについてはこちらをご覧下さい。

というわけで前々から書きたくて書きたくてやまなかった楽曲についての解説です。

前の十ウン曲ある奴らも解説していきたいんですが、折角だしタイムリーなので。

まずはGrievous Fateから。この曲はそもそも、

「そういやRENAISSANCEとHARD RENAISSANCEを足したような曲ってあんまり無いよな…?」

といったことが発端で構想を練られました。

もっと言えば、遥か昔にMutual FaithのAkasagarbhaやBOF2012のLa Planzoとかに影響を受けて、

「俺もこういうヤツ作ってみたい!」とかなったワケです。

そんなこんなで、18年1月。「厨二病」ないしは「RENAISSANCE」でチーム統一しよう!

と躍起になってイントロのフレーズを作り上げました。

それからはまあ、いろいろあったんですが省略。

強いて言うなら、中盤のアーメンセクションはもうちょい激しくする予定でしたが、

どうしてもどうしても合わなかったのでボツに。

代わりに随所に"過去作の要素"を取り入れつつも力強く展開する方向にシフトしていったのです。

例えば。

タイトルは処女作である「Get Freedom!」と同じG・Fに。

イントロ直後の縦連フレーズはOverflowing Powerのソレを。

Aメロの裏で鳴っている16分アルペジオはXizzle Crossなどのものを。

クワイア+小節線は確固たる意志のソフランギミックを。

Bメロの2から始まる進行・サビのチェンバロはDESPERATE DEATHPARADEのソレを。

中盤のアーメンセクションは新たなる決意と確固たる意志のソレを。

サビのコード進行はDiamond CondenserやLittle Guardianのソレを。

また、鐘のメロディはLittle Guardianのメロディを軽くオマージュ。

シンセは基本的にStand Up!! Stand Up!!のEurosawのようにアタックの強いものを。

等と枚挙すればキリが無いほど己の過去作的要素をぶっこみました。

そして基本的に譜面は自分がバチバチやってて楽しいものをイメージするので、

ANOTHER譜面基準で曲と譜面は作られていったのでした。

また、2018ノーツに出来るじゃん!ってなったのは譜面がほぼ完成してからです。たまたま。

そんな感じで自分の大好きな要素、ルーツを詰め込みに詰め込んだのが、

「新たなる決意」「確固たる意志」に続く、「凄惨たる宿命」

もとい、「Grievous Fate」なのでした。

Dmなのは自分の好みですが、192BPMなのはAkasagarbhaへのリスペクトです。

また、厨二病というコンセプトに対し、精一杯取り組んでくれたSakamiyaさんや、

持ち前の力を存分に発揮してくれたjoinTさんにこの場を借りてお礼を。

本当にありがとうございました!

 

続いてSheena Ed Crowさんことシーナ・エド・クロウさんの無限奈落 ~Infinite Abysm

ぶっちゃけこれはかなり取り掛かるのが遅かったわけで。

とりあえずサビだけでも作る。テーテケテッテーテケテケテーートゥーテーテー。なるほど。

次にハープシコード。うむ。それっぽい。さらにオルゴールの音も加えちまえ。

かなりそれっぽい。それで満足して数か月経過。ヤバい。かなりギリギリだ。

とりあえず3/4拍子だから1小節あたりの時間が短いぶん展開は増やせる。

イントロからBメロの流れは出来たがサビの後…サビの後…!

めんどいからBメロの展開を拝借しつつもアレンジしよう!(いつもそればっかだなコイツ!)

そして超局所発狂をドドドドドー!!!あっ!俺天才だ!オホ!!!(ほんまか?)

って感じなノリで手癖オンリーで作ったのでした。

ガバキック自体は前々から作れはしたのでしたが、いざ曲として完成させるとなるとまあ無理。

でも、やりたい事は十分にやりきる。その結果出来上がったのが、

「無限奈落 ~Infinite Abysm」なのでした。

しかし今回ノリと勢いで結成したとはいえ、idzuchi taklさんとロキナさんには頭が上がらないのでした。

本当にありがとうございます。

ちなみに無限奈落は皆大好きギラヒム様が元ネタで、サブタイの~Infinite Abysmってのは、

完全におみーさんのインスパイア、さらにガバキック+BGIがYAGGYさんってのはkanoryo君のオマージュです。

こいつオマージュしかしてねぇな!!!

ちなみにシーナ・エド・クロウは逆から読むとロク・ドェ・ナーシになるので、

まあ単純に69 de 74という名義を逆から読んだだけです。何のひねりもねぇ。

そんなこんなで。自分の「好き!」が詰まったこの二曲。インプレ期間も残りわずかですが、

イベント期間が終わっても末永く楽しんで頂ければ、幸甚。